モデルの意見

ファッションモデルは本来、自分の意見を言う立場には無いのですが、新商品を身に付ける最初のユーザーとして、時に強力なアドバイザーとなる場合があります。ある意味、最も効率よく消費者としての客観性を兼ね備えているとも言えるのではないでしょうか。自分の仕事をプロとしてこなす間中、商品を徹底的に分析する力量も必要で、そのモデルのクオリティーが高ければ高いほど、ユーザーとしての意見も的確であると感じます。モデルとコラボレーションする時間の中で、これが妥当かそうでないかの繰り返しで仕事が連続して行くのですが、最終的には最高であると断言できるものが出来上がり、そこに自然にクリエイターと消費者の関係が存在している事に気付きます。又、日々、数多くの洋服を身に付け、常にプロとして着こなす側の感覚が研ぎ澄まされているモデルは誰を置いても真っ先に意見を求めたいアドバイザーであるといえます。