モデルの資質

如何なるジャンルの職業でも共通することかもしれないのですが、自分の職務を憧れや見た目で判断している限りは、高いレベルの仕事はこなす事はできません。特に現場でコラボレーションする場合、モデルに対する評価の基準には雲泥の差を感じることも少なくありません。時間の経過と共に相容れない雰囲気が漂い出だすのは、自分の価値観のみで仕事をやり過ごそうとする場合で、真剣にプロとしての力を発揮し、それぞれの力量を作品として高める意味が理解できていません。しかし、モデルとしての資質を充分に感じる人は、何を求められているかを良く把握し、あくまでプロとしての消化能力を試されている立場を真に理解しています。これで初めてお互いの能力の発揮場所としてのコラボレーションが成立する事になるのです。容姿に対する客観性は限りなく厳しいものでなくてはならず、その厳しさが如何に大きいかでモデルの資質が決まるのではないでしょうか。