パーツの表現

モデルにはパーツモデルというジャンルがありますが、一般のオーディション写真でも細部に気を配るという意味に於いて、手やつま先にまで神経を行き渡らせる事は非常に重要な項目と言えます。ポージング、顔の表情、服装と全て整えたとしても、今一歩のところで何か物足りなさを感じる事も少なくありません。例えば、バレエのポジションを取る場合、顎の位置、姿勢、足のラインとどれも決まっていても、右手の指先一本の表現がキレイでないケースなど、それだけが原因で低い点数を付けられてしまう事もあるのです。確かに全身に神経を張り巡らせることは、とても難しくプロでも中々、瞬時にパーフェクトとは行かないものです。しかし、全体のバランスとして必然的に要求されるものである以上、撮影時は視野に入れて努力しなければなりません。パーツの表現を別個に考えず、常に全身のバランスの一貫として取り組むべきなのではないでしょうか。