写真の魅力

昨今、デジタルカメラの普及によって、素人でもプロに負けないテクニックで子供や動物を撮り、趣味の域を完全に出てネット販売で多額の利益を生み出しているマーケットが存在します。動画ではなく、瞬間値のインパクトを如何に捉えるかが勝負になるのですが、そこに利潤を考えた駆け引きが見えると、見る側は絶対に、その策略を見抜いてしまいます。子供や動物の写真の魅力は、思わず笑ってしまうほどストレートな表現にあるのです。そこには、見栄も虚栄もない人間が求め続ける理想があると言っても過言ではありません。人の心に入り込む画像と、そうでないものに雲泥の差が生じるのは、撮る側の策略の有無にあると感じます。被写体に自分の全てを預ける感覚と、どう見られたい、という感情が先走るのとでは、言うまでもなく、結果に大きな違いがでてしまうのです。要するに、被写体をこよなく愛し、魅力を100%知ること以外、ないのではないでしょうか。